今回は建設業の(火災保険)についてまとめます。
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『火災保険』といっても、
あの火災保険ではありません^^;
(あの火災保険とは→住宅や事務所が火事などにそなえる保険)
具体的には、
「建設工事保険」、「組立保険」などがあげられます。
火災保険のジャンルに入る理由は、
火事や自然災害、また日常災害に備える点では
あの火災保険と同じだからです。
1.基本的な補償
2.「賠償責任保険」との違い
3.請求事例と注意点

1.基本的な補償
冒頭にも記載しましたが、
火事や自然災害(台風や大雨)、盗難などの日常災害に備える保険です。
例としては、
・建設中の建物が火事になった
・現場の資材が盗まれた
などです。
このような被害に合ってもお客様(お施主様)からは
追加でお金はもらえませんよね?
また公共工事においては、
発注者が工事完工を担保するため加入を義務付け、
保険証券の提出を求められることもあります。
弊社のお客様へは、
お電話やメールでご依頼いただければ、
都度加入証明書の発行もさせていただきます。
2.「賠償責任保険」との違い
建設業には3つの保険がありますが、
今回の「火災保険(建設工事保険や組立保険)」と
「賠償責任保険」はよく混同されがちです、、、。
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「賠償責任保険」は他人のものを補償します。
対して、
今回の「火災保険(建設工事保険や組立保険)」は、
現場内の自社所有物を補償します。
3.請求事例と注意点
・工事中に台風が接近して損害が出た
・夜間、建設中の建物の窓ガラスが割られた
などです。
上記の支払い事例に対して、
・台風や大雨でただ濡れただけでは対象となりません
→サッシや屋根が壊れて、そこから水が入ることが条件です
・割れた窓ガラスは補償されますが、
置いてあった工具などは対象外です。
あくまでその現場内のみ使用&引き渡しとなるものが対象
です。
建設業の保険はとても重要ですが、
なかなか難しい部分でもあります^^;
お気軽に担当代理店までお問い合わせくださいね☆
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