ウェザーニュースによると、伊勢湾台風級の猛烈な勢力で、台風14号が日本列島へ接近中です。(2022年9月17日午前11時現在)
東海地方においては、勢力をやや弱めながらも9月19日から20日にかけて、縦断する可能性がとても高いようです。不要不急の外出を控え、被害の防止に努めてください。
以下の3点を確認しましょう。
①状況を把握する
②未然に防ぐ
③事後に備える
①状況を把握する
遡ること2018年9月4日、台風21号は岐阜県内に大きな被害をもたらました。
以下は、翌9月5日午後4時時点の被害状況です。
(岐阜県災害情報収集センター資料より抜粋)
重傷6名、軽傷39名
建物全壊5棟、半壊2棟、一部破損182棟
※9月6日以降の報告分は数に含まれません。
気象庁は今回の台風14号について、9月20日時点の中心気圧は975hPa(中心付近の最大風速は30m/s)と予測しています。ちなみに2018年の台風21号は、9月4日午後3時時点で965hPaでした。
②未然に防ぐ
まずは不要不急の外出を控えましょう。
停電や断水に備えましょう。
避難場所やハザードマップを確認しましょう。
(以下、対策例です)
懐中電灯や充電バッテリー、水や食料、貴重品、救急薬品の確認する。
お風呂を早めに済ませて、綺麗な水を湯船に貯めておく。
窓や雨戸はしっかりと閉める。
風で飛ばされそうな物は固定する、もしくは家の中へ格納する。
車を安全な場所へ移動させる。(飛来物に備える)
③事後に備える
被害に遭ってしまった場合の段取りを確認しましょう。
人命優先で無理のない行動を心掛けましょう。救急対応や応急処置のなど必要があれば、身の安全を確保しながら進めてください。
損害保険の請求にあたっては、大きな災害になると電話がつながりにくくなります。同時に受付後も案件が混み合うため、早めの報告がよいでしょう。
各保険会社のホームページから、まずは受付だけでも済ませておくことがおすすめです。
【各社のホームページ】
AIG損保
東京海上日動
三井住友海上
損保ジャパン
あいおいニッセイ同和損保
楽天損保
【建物の被害に備えて】
●修理業者の連絡先と連絡方法を確認する。
※修理依頼が遅れると、取り掛かるのが数か月先になることもあります。
●補償内容と保険会社の連絡先を確認する
(被害に遭ってしまったら)
●応急処置が必要ならその手配を依頼する。
●火災保険の請求に向けて、被害箇所の写真を撮っておく。
※老朽化や隙間からの雨漏り等は請求できません。
●修理業者へ修理見積もりを依頼する。
●保険会社へ被害の報告をする。
※詳細がわからなくてもまずは受付を
【自動車の被害に備えて】
●修理業者の連絡先と連絡方法を確認する。
●補償内容と保険会社の連絡先を確認する
(被害に遭ってしまったら)
●走行不能なら代車の手配をする。
※自動車保険の代車特約をご確認ください。
●車両保険があるなら請求に向けて、被害箇所の写真を撮る。
●保険会社へ被害の報告をする。
※修理金額を見てから保険使用の判断で構いません