LINE株式会社より、2021年3月21付でユーザーの個人情報に関する発表がありました。これを受けて弊社ではお客様により安心してコミュニケーションツールとしてご利用を継続していただけるよう、状況の把握につとめ、今後の運用方針について協議してまいりました。(2021年6月25日時点)
1.発表当初の状況について
LINE株式会社の発表によると外部からの不正アクセスや情報漏洩の発生は一切ございません。一部のデータが国外に保管されていたことと、国外拠点や外部の委託先からデータベースへのアクセス可能な状況であったこと、が問題視され報道の発端となりました。
トークテキストやプライバシー性の高い個人情報は、以前より日本国内のサーバーで管理されています。また画像・動画・アルバム・タイムラインなどは韓国のデータセンターにて暗号化され、常にセキュリティチーム監視下のもと保管されていました。
2.LINE公式アカウントの運用について
弊社と皆さまをつなぐ「LINE公式アカウント」の開発・運用に関しては日本国内と韓国にて実施されていました。データ管理については上記同様の措置が取られており、弊社から発信される「一斉メッセージ配信・タイムライン投稿・プロフィールページ」に関して不正監視のためLINEFukuokaにてモニタリングが行われています。またユーザーによって通報が行われた「チャットのテキストデータ」のモニタリングも同様の対応となっています。
※普段お客様とやり取りさせていただくメッセージが「チャットのテキストデータ」です。
3.今後の運用について
LINE社はすでに中国の開発拠点および外部委託先からの日本ユーザーの個人情報へのアクセスを遮断しており、2021年6月までには韓国のデータセンターに保管されている「トーク内の画像・動画・ファイルデータ」の国内移転を目指しています。弊社から発信されるLINE公式アカウントのタイムラインデータは2022年6月完了予定です。
しかしながらLINE社としては、グローバル企業としての開発力における国際競争力を維持していくためには、海外拠点での開発は必要なものと位置付けています。
それゆえ当面の間、引き続き弊社とLINE公式アカウントを通してコミュニケーションをはかっていただけるお客様につきまして、外部からの不正アクセスや情報漏洩をご心配される場合は「お問い合わせ専用サイト」をご利用いただくことを推奨いたします。
【LINE株式会社 公式関連リンク】
・個人情報保護委員会からの個人情報の取扱い等に係る報告および当社における今後の方針について
・LINEにおける個人情報の取り扱いに関連する主な予定、取り組みおよびデータの国内移転について