常識、豆知識
☆お葬式編その2
知っているようで案外知らない葬儀 のマナー。
今回は服装や香典袋について学びま しょう。
服装のマナーについて
女性の服装
・黒、濃紺、グレーの地味なもの
・黒のストッキング 柄やラメは避ける
・肌の露出を控える
・光沢や金具のないバレッタかリボンで髪はすっきりとまとめる
・メイクは派手すぎないようマニキュアも控えめなナチュラルな色に
・結婚指輪以外のアクセサリーは身につけないのがマナー ただし一連パールはOK
・靴は光沢のないもので、ヒールは3〜5㎝
・和装の場合は半襟・足袋・襦袢は白。
それ以外の帯・帯締め・草履・バックは黒草履やバックは布製が正式とされており、喪主や
遺族の場合は家紋を入れたものを身につける
男性の服装
・シャツは白無地で柄物は避ける
・シングルかダブルのブラックスーツ
・ネクタイは黒無地が基本
・ネクタイピンや派手な時計は身につけない
・靴下は黒無地
・靴は光沢のないオーソドックスなものを
その他、男女共通のマナー
・殺生を連想させる毛皮や本革のコートや靴は身につけない
・1連のパールはいいが、2連のパールは不幸が重なるからと忌み嫌われるので注意
急な訃報の時はどうするの?
一般の参列者として弔問する時や、急な訃報で時間のない場合は、カジュアルすぎない黒か濃紺・グレーのアンサンブル・ワンピース・パンツスーツでOK
ただしブーツやサンダルは厳禁なので注意
香典袋・祝儀袋について
仏式や宗派のわからない場合「御霊前」 が一般的。(「御香典」「御香料」と書く場 合もある。) ただし、浄土真宗では促進浄土に往生 したという信仰から、霊ではなく「御仏前」 と書くので注意。
四十九日以降の法要(法事)では「御仏前」 とする。
神式の場合は、 「玉串料(たまぐ しりょう)。」
キリスト教の 場合は、「お花料」 などが一般的。
香典の出し方、供え方
受付で係の人に渡すときは、表書きを 係の人に向けて「どうぞ御霊前へお供え 下さい」と一言添えて渡すのが礼儀。
受付が設けられていない場合は、祭壇 のある部屋へ行き御遺族にお悔やみを述べてから焼香の前に、祭壇に供える。
祭壇がない場合は御遺族へ袋の向きを 変えてから手渡すのがマナー。
お札は新札は避ける。死を予期し準備 していた印象を与えるため厳禁。