人生100年時代といわれ、
超高齢化社会へ突入しています。
男性の平均寿命は、約80歳。
女性の平均寿命は、約89歳。
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生涯現役を続ける方は、ほんの一握り。
多くの方は、
『セカンドライフ』をどう過ごすか、、、
計画的なイベントとお金の準備を整えたいところです。
1.老後の生活費はいくら必要?
2.知らないうちに老後資金が確保できていることも
3.つまり、単純な話です☆
1.老後の生活費はいくら必要?
そもそも現在の生活費をご存知ですか?
ライフプランの相談で家計をチェックすると、
皆さん口をそろえて、
「思った以上に使っている」と言われます。
高齢夫婦無職二人世帯の場合、
月額約23万円というデータが総務省にあります。
内訳をみると、
一般的な生活水準のようです。
(総務省統計局 家計調査年報2019年 家計の概要より引用)
例えば、
・食費約6万円
・水道光熱費約2万円
です。
(総務省統計局 家計調査年報2019年 家計の概要より引用)
残りの約15万円で
交際費や被服費、医療費、保険料などを賄います。
年間にすると、
15万円×12ヶ月で
180万円しか余裕資金がありません、、、。
マイカーの買い替えもままならないですね。
お金の心配をせずに、
・外食に行ったり
・旅行に行ったり
・孫のおもちゃを買ったり
するには、もう少し欲しくないですか?
さらに大きなイベントや支出を予定する場合は、
月額30万円、40万円、、、と必要性を感じます。
すごくざっくりですが、
80歳まで夫婦二人で健康に暮らした場合、
23万円×(80歳-60歳)×12ヶ月=5,520万円となります。
2.知らないうちに老後資金が確保できていることも
単純計算、セカンドライフの20年間で、
5,520万円が通常の生活で必要となりました。
この場合、
5,520万円を退職や現役引退までに、
準備する必要があるのでしょうか、、、?
どこかで似たような話題がありましたね(笑)
2,000万円云々、、、
いえ、心配ありません。
皆さんの働き方や
現役時代の収入にもよりますが、
一般的にまずは、
・老齢基礎年金
・老後厚生年金
・退職金
が既に準備が始まっています。
さらに、
・企業年金(勤務先独自の年金制度)
・個人年金保険
・貯金
最近ですと、
・iDeCo
・積み立てNISA
などでさらに老後資金を上乗せできます。
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はじめの二つ、
・老齢基礎年金
・老後厚生年金
だけで月額約20~25万円程度の収入があるといわれています。
※一方が厚生年金で、配偶者が扶養の場合
もう少し具体的に知りたい方は、
日本年金機構ホームページをご覧ください
他にも「年金シミュレーション」と検索すると、
ある程度現実的な年金受け取り額を知ることができますよ。
これらを加味すると、
退職金がある程度受け取れるなら
あとは計画的なお金の貯蓄&運用を仕上げる段階です。
不安はある程度軽減できると思いませんか?
3.つまり、単純な話です☆
将来の
・支出
・収入
について概要をお伝えしました。
より充実したセカンドライフを過ごすには
将来のイベントを見据えた自助努力がポイントになります。
【自助努力の単純な方程式】
準備期間×月額準備予算×運用利率
準備期間は、長いほうがよい。
つまり、若いうちから始めたほうがよい。
月額準備予算は、多いほうがよい。
つまり、家計の確認&見直しが大事です。
そして運用利率は、高いほうがよい。
つまり、投資もうまく活用する。
リスク(不確実さ)は付き物ですが、
時間を味方につけるとリスクも軽減できますから、
ここでも若いほうがよいとなりますね^^;
最後に、
・介護費用(不確実度高い)
・相続費用(確実性が高い)
なども大きな出費となります。
これらのこともお忘れなく!
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