緊急事態宣言の発令に伴い、
保険契約手続き上の特例措置が各社より発表されています。
今回は、特に「生命保険の新規契約」と「更新手続き」について、
まとめてみました。
１．生命保険の新規契約
２．更新手続き
３．有効性が認められれば今後もあり？
１．生命保険の新規契約
生命保険の新規契約では、
ごく一部の保険を除いて、
基本的に募集人と面談した上で、
申込手続きが必要でした。
今回の状況を踏まえ生命保険各社は、
事前に書類を郵送の上、
FacetimeやZoomなどのテレビ電話を通して、
意向確認と重要事項説明が出来れば、
受付ができると認めました。
これまで検討していた保険を
申し込む予定だったけど、
「コロナでちょっと接触をさけたい」
「自宅待機で時間があって今のうちに」
という方にご利用いただけます。
２．更新手続き
ご自身やご家族が感染されたり、
その疑いがあった場合などに
更新の期限を今年の９月３０日まで
猶予すると各社が発表しております。
感染したなどの直接的な要因だけでなく、
「ちょっと熱があるなど感染防止で自宅待機」
「募集人が濃厚接触者になり、休業になった」
「代理店が業務縮小、営業自粛」
などコロナの諸事情で満期を過ぎても
猶予期間のうちに更新手続きが出来れば
補償（保障）が継続されます。
３．有効性が認められれば今後もあり？
このような対応をご希望される場合は、
あらかじめ担当代理店やその募集人へお申し付けください。
特に非面談での生命保険募集などの特例は、
今後も永続的に認めれるとお客様にとっても
有難いことではないでしょうか。
働き方をはじめ、
個々のライフワークが多様化しているなか、
何度もお客様に面談していただくのは、
時々申し訳なさを感じます。
お客様にもっと選択肢があってもいいと思います。
確かに保険を分かり易く、
誤解のないように伝えるためには、
時間もある程度かける必要があります。
一方、これだけライフスタイルが多様化すると同時に
（宅急便の配達さえも見直されていますよね）
通信機器の多様化も進みました。
すでに対応の早い会社は、（保険業界に関わらず）
これを機にデジタル募集（サービス）をうまく取り入れ、
新しい時代へ一歩前進しました。
我々も今回の変化に対応すると同時に、
メーカー側にも柔軟な対応を
今後さらに取り入れていただきたいと感じる日々です。
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