「将軍を殺せ、、、」
まさか、そんなセリフが信長から出るとは、、、。
驚きつつも、今回のドラマでは不思議と自然な流れにも感じた。
そして、楽しみにしていた本能寺での戦シーン。
すごく良かったですね。
戦う場面も映し出されました!
十兵衛と信長が互いに顔を合わすことはなかったけど、同じ想いであったこと、懐かしい回想シーンが物語っていたような気がします。
当初は、明智光秀が主役で大丈夫なの?
視聴率取れる??
なんて一人勝手に心配していました(笑)
予想外のストーリーと、たくさんの名脇役たちが出てきましたね。
引き込まれる音楽や、色鮮やかでありながら人物の個性を引き立てる衣装。
明智光秀という武将を通して、戦国時代を令和ならではの楽しみ方を与えてくれました。
土曜スタジオパークの「麒麟がくる最終回スペシャル」に主演の長谷川博己さんがゲストで再び登場しました。
相変わらず、素敵でした!
一年早いなぁ~そして、お疲れ様でした
(夕刻の岐阜城と長良橋)
ドラマは世相を映し出すともいわれます。
『麒麟がくる』で感じたこと2つ
・十兵衛みたいな人が、今求められている!
・一人一人の生き様が、歴史となっていく!
時代が大きく変化しつつある現代、
これから先どうなるのか、、、。
モノにあふれ、便利になる一方、人々が不寛容になり、生きづらさも感じます。
清々しく爽快で、ぶれない、優しい十兵衛が近くにいて欲しいっ。
そう思いませんか?
時代考証の小和田哲男先生が以前コメントされていました。
明智光秀をはじめ、あまり描かれない人物がかなりの場面で登場しました。
斎藤道三、足利義昭、細川藤孝、松永久秀、帰蝶など、
よくからみましたねぇ~
(黒田官兵衛は一瞬でしたが(笑)(笑))
華やかなエピソード少ないけど、彼ら彼女らなどの存在も大きかったということ。
今はまさに多様性の時代、一人一人の生き方を尊重しよう。
そこへつながるように感じました。
何が良い、悪いではなく、人それぞれには想いや背負った人生がある。
その一つ一つが積み重なって歴史と残る、、、だから今を大切に生きよう。
私たちがこれまで知らされていた「明智光秀」は、悲劇の英雄、「織田信長」に対して、裏切り者で悪役的な存在になりがち。
それも事実の一面かもしれません。
麒麟がくるは事実がどうかではなく、今を生きる私たちにいろいろ問いかけてくるドラマでした。
最後のシーンがとても印象的でした。
十兵衛が馬で平原を駆けていく、、、。
心穏やかに希望をもって、、、。
(完訳フロイス日本史 中公文庫)
信長公記やフロイス日本史には、それぞれの時代背景や意図はあるものの、当時の状況が事細かく記録されています。
「麒麟がくる」は室町時代から戦国時代、つまり大混乱の世界が描かれました。
その後、徳川家康により、270年太平の世が築かれます。
十兵衛と信長が一緒に目指した平らかな世。
しかし再び幕末、世が乱れます。
その時代に登場した人物の一人が、
渋沢栄一ですよね。
知れば知るほど、凄い人!
そして十兵衛と同じく、
とても優しい人だったんだと思います。
ノーベル平和賞の候補に2回もなりました。
とんでもない偉業を成し遂げ、この人あっての今の日本あり。
こちらも楽しみです☆
あっ、麒麟が来た!
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