先日、岐阜新聞より県内の交通死亡事故が25件(前年同期比9件増)発生し、死者数は27人(同10人増)になり、死者増加数においては全国ワースト1位になっていると発表されました。
1.今年に入ってからの県内の事故傾向
2.事故が多い場所は?
3.事故のときの強い味方
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1.今年に入ってからの県内の事故傾向
岐阜県警が2021年の4月末時点で発表したデータによると、夜間の発生が7割となっています。事故全体では歩行者の死亡数が3割程度含まれており、高齢者でみると6割近く占めています。そして、運転者&同乗者の半数がシートベルト非着用のために命を落としています。
一方で昨年一年間のデータをみると、昼間の交通死亡事故が約7割でした。まずは昼夜を問わず、安全運転を心がけましょう。
ちなみに高齢者の割合はここ数年は、5~6割程度の水準となっています。県内では毎年50人前後の方がお亡くなりになっています。運転者であったり、歩行者として被害にあうことも多いようです。
(岐阜県警ホームページ 交通事故統計・分析より)
2.事故が多い場所は?
岐阜県警が令和2年中の交通事故多発場所ワースト10をまとめています。
ワースト1位は、国道21号の茜部本郷3丁目交差点です。高架との接続ポイントですね。ワースト10のうち8件は国道21号の交差点となっています。西は大垣市から東は可児市までの区間でどこも交通量の多い交差点ですね。
しかし、いずれも死亡者数はゼロなんです!
いろいろ調べているうちにわかったことですが、交通死亡事故の約半数は市町村道で起こっています。見通しがよくついついスピードを出し過ぎることも多いのでしょう。また自転車や歩行者が行きかう生活道路で、よく慣れた道だけに過信や油断する可能性が高いのかもしれません。
事故のケースとしては車両単独事故、もしくは歩行者の巻き添えが大半で、普段の生活に多くの危険が潜んでいるということがわかります。改めてスピードの出し過ぎに注意して、車間距離も十分に開け、余裕をもった運転が大事ですね。
私たち代理店が日ごろ自動車保険のサポートをさせていただくと、そういった日常生活でのアクシデントは確かに多く感じます。例えば見通しのよい交差点や私有地から公道へ出るとき、駐車場内での接触などです。
3.事故のときの強い味方
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<目撃者>
できるだけ現場にいる方に目撃者として協力をお願いしましょう。被害者と加害者では感情が入り込み、事実が一致するとは限りません。むしろお互いの主張が乖離しがち、、、より客観的な目撃者の証言は、お互い納得のいく解決への助けになることもあります。
<ドライブレコーダー>
客観的な証拠として大変有効な手段です。街中にある防犯カメラは、基本的に警察の権限で使用させてもらえません。ご自身やご家族の身を守るためにもぜひ取り付けておきましょう。
市販のものでも構いませんし、最近では損害保険各会社から使用料を払って借りることもできます。具体的には「ドライブレコーダー特約」のようなものを更新手続きのときに申し込むと後日、ドライブレコーダーが送られてきます。月額500~1,000円程度が相場ですが、市販のものと比べて事故対応に特化しているのが特徴です。故障すれば新しいレコーダーと取り換えてもらえます。
<弁護士特約>
過失割合に納得がいかない、相手との交渉がうまくいかない、保険会社の判断についてセカンドオピニオンがほしいなど困ったときに法律の専門家である弁護士さんと相談することをおすすめします。当然有料サービスですが、この特約があれば費用は保険会社が負担をしてくれるので、お金の心配をしなくてもじっくり相談できます。
ほかにも車両保険金や慰謝料を増額したいときに試される方もいらっしゃいます。
今回は時事ニュースをきっかけに身近な交通事故についてまとめてみました。まずは日ごろから安全運転を心掛けること。そして、万が一の時に困らないように安心して納得のいく保険に加入し、最後に事故が起こった時の対応手順をおさらいしておくと万全ですね。
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