東日本大震災から今日で9年となりました。
当時の記憶がない子供たちも小学生になり、
当時小学生だった子供たちが学生や社会人になりました。
壊れた道路や街も主だったところはずいぶんと整ったようですね。
数年前、東北へ旅行してきました。
とても穏やかで人間味のある地域だと感じました。
失ったものがたくさんあったにもかかわらず、
たくましく生きる人たちにいつも勇気と感動をもらいます。
これを機会にあたらめて、
企業火災保険の大切さをまとめてみました。
1.保険に入る入らない以前に知っていただきたいこと
2.本当の意味でリスクに対する備えとは?
3.地震の時の補償を考える
1.保険に入る入らない以前に知っていただきたいこと
日々の業務の中で保険の話をすること、
保険のことを考えることにあまり時間は取られたくないかもしれませんね。
なるべくシンブルに書きます。
火災保険は、
・地震を除く、自然災害や不測かつ突発的な事故
・地震による建物や設備、商品の損害
・上記二点による休業補償
主にこの3つがポイントです。
そしてこれら3つに該当した場合、
保険金をもらうために
お金をかける必要があるか否か判断を下した結果、
必要があれば保険加入をしてください。
2.本当の意味でリスクに対する備えとは?
リスクとは、「将来に対する不確実性」です。
例えば
・一か月後の天気は?
・東南海地震はやってくる?
この2つはどちらも当てられませんよね?
でもどちらが重要な情報かといえば、
少なくとも私は、
東南海地震がいつやってくるのか知りたいです。
起こった時の影響が大きいからです。
2つ目のポイントは、
会社がどれだけのダメージに耐えられるかについてです。
リスクコンサルの基本では、
純資産(貸借対照表の右下)を超える損害に対して、
優先的に保険加入を検討したほうがよいといわれています。
つまり、お金の用意を自社だけでは対応できずに、
外部からの調達が必要になるケースを想定してみてください。
会社の体力にあわせて、補償内容や補償金額を設定するのがコツです。
3.地震の時の補償を考える
地震による被害の特徴は、
・地域全体が被災し、
・人やモノが滞り、
・お金が回らなく、
なります。
火事や台風の場合は、
事務所や工場、倉庫を分散したり、
近くで代替地を見つけるなど、
比較的被害を限定的に留めることも可能と思われます。
地震により、
地域全体が被害にあってしまうと、
(幸い建物の被害が少なかったとしても)
復旧には時間がかかり、売上が一定期間減少する可能性が高くなります。
そうなれば、
社員さんへの給料支払いや銀行返済、取引先への支払い、
これらの負担が大きくのしかかります。
少しまとめてみましたがいかがでしょうか?
気になったところがあれば、
担当代理店と一緒に補償の確認をしてみてくださいね。
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