今回は外貨建て保険のなかでも
「平準払いの外貨建て終身保険」について、
加入後の押さえておきたいポイントをまとめました。
(関連記事はこちら:外貨建て保険の注意点)
1.平準払いとは?
2.終身保険とは?
3.円高になるとどうなるのか?
4.ならば前納を検討してみる!

1.平準払いとは?
平準払いとは、
毎月払いや毎年払いなど、
(なかには半年払いもありますが)
定期的に保険料を支払い続けるタイプの保険です。
払い続ける期間は、
・5年や10年などの「年満了」
・60歳や70歳などまで払い続ける「歳満了」
・生きている限り払い続ける「終身払い」
の3タイプがあります。
(参照:生命保険文化センター)
一方、契約時に保険料を一括で支払う
一時払いタイプの終身保険もあります。
最初に払えば後は生命保険会社に預けたまま。
解約しなければ亡くなった時に
保険金が受取人へ支払われ、終了します。
2.終身保険とは?
生命保険には、
大きく分けると3つの保険があります。
(関連動画はこちら:3つの保険とは?)
・定期保険
・養老保険
・終身保険
(関連記事はこちら:終身保険とは?)
今回ご案内する終身保険とは、
3つの保険のなかで唯一、
終わりのない保険です。
つまり生きている限り、
いつかは役に立ってくれます。
それゆえ、
加入後のメンテナンスがとっても大事です。
3.円高になるとどうなるのか?
平準払いの契約は、
これまでより円高傾向になると、
支払い保険料が円換算で安くなります。
円高とは、
1ドルが110円→100円→90円へと進むこと。
対して、90円→100円→110円は円安です。
毎月の保険料が100ドルで契約していた場合、
1ドルが110円なら11,000円、
1ドルが100円なら10,000円となります。
実際には長い月日をかけて為替レートは変動します。
毎月の変化はあまり感じないかもしれませんが、
3年、5年、10年単位で比較すると
かなり違ってくるのではないでしょうか?

(引用:ヤフーファイナンスより為替レート推移 2021.1.18時点)
円の価値がドルに対して高くなるため、
少ない円でドル商品を買うことが出来ます。
上のグラフでは、
2012年頃は相対的に円高傾向で、
2015年頃に円安傾向となっています。
つまり円高になればなるほど、
生命保険においては、
少ないお金(円)で保険(ドル商品)を
買うこと(毎月の支払い)が出来ます。
同じ保険(商品)なら、
やっぱり安く買えたほうがいいですよね^^
ただし注意点もあります。
円高でメリットがあるのは支払う時です。
逆にお金を受け取るとき、
・保険を解約する
・保険金を受け取る(死亡や高度障害など)
は円安になるほうが円換算で有利にはたらきます。
最近は電子マネーやアプリで外貨決済も進んでいます。
もし受け取る時に円換算で目減りをするようなら
一旦外貨建て口座へ入金しておくことも一つです。
4.ならば前納を検討してみる!
前納とは、
これから支払う保険料を
まとめて保険会社に納めることです。
残りの期間分があと10年とした場合に、
10年分すべての保険料を支払うことを「全期前納」、
複数回だけ支払うことを「一部前納」といいます。
まとめてお金を払うので
「前納割引」という特典が各社設定されています。
生命保険料控除も毎年使えます。

(引用:ヤフーファイナンスより為替レート推移 2021.1.18時点)
前納をやったほうがよいかどうか判断してみましょう。
まず上のグラフからも
ご自身の外貨建て保険の契約時期によって、
現在の平均為替レートがおよそわかりますよね。
もしくは生命保険会社に問い合わせをすれば
正確な数字を教えてもらえます。
その上で今後の動きを予測しながら
現在の円換算支払いレートで前納して
どれくらいメリットがあるかを検討します。
予想が難しい場合は毎年の状況をふまえて、
円高が進行していたら、
少しずつ一部前納を繰り返す方法もありますよ。
くれぐれも他のライフイベントもありますから
余裕資金で対応していきましょう!
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