コロナウイルスの影響で、企業さまの資金繰りも気になるところです。
当初は、観光業などのサービス業が中心でしたが、
製造元の影響で建設業・製造業・小売業なども変化があるようです。
会社の資金繰りに困ったときには、
・預貯金を取り崩す
・銀行から借りる
・国の制度を利用する
などありますが、今回は生命保険の活用方法を整理しました。
1.解約をする
2.払い済み保険にする
3.契約者貸付を利用する
1.解約をする
この方法が最もシンプルです。
貯蓄型の保険を解約すれば、解約返戻金が戻ってきます。
ただし、複数加入している場合は解約の優先順位を間違わないようにして下さいね。
現在の解約返戻金額や積立利率、またその保険の保障内容などをチェックしてからにしましょう!
なお、掛け捨て保険は解約しても返戻金ゼロの場合もありますからご注意ください。
2.払い済み保険にする
こちらの方法は、解約返戻金などのまとまったお金はすぐには必要ないけど、
保険料の支払いが出来なくなった場合に使うと便利な方法です。
保障額を下げたり、期間を短縮することによって、
以後の保険料をストップできます。
注意していただきたい点は、
一度この手続きを行うと元には戻せません。
3.契約者貸付を利用する
保障内容を変えずにまとまったお金を調達できる方法です。
借りられるお金に上限はありますが、
借入の審査もなく、書類提出から5日程で入金されるのが一般的です。
貸付利率は最近加入された生命保険であれば、
3%程度を目安にしていただければ良いかと思います。
また返済期限がないのも特徴です。
元本と利息が解約返戻金を上回るまでは、特にペナルティはありません。
もし借りっぱなしで解約返戻金を超えてしまうと、
その時点で契約は消滅します。
また返す前に、保険金の支払事由が生じた場合は、
未返済分の元利金を差し引いて、保険金が支払われます。
逆に無事に返済出来れば、
これまで通りの当初の加入内容で保険契約を続けれます。
各企業さまの状況や加入内容にもよりますので、
担当代理店の意見も参考にされると良いと思います。
今後の状況をふまえ、もし資金繰りが心配な場合は、
事前に書類だけでも取り寄せておくと、
貸付を受ける際にスピーディーに進められますよ。
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