先日、コンサルタントの北村先生とお話をさせていただきました。
昨年の経済・金融セミナーで講師を務めていただいた方で、本年度の新たな企画の打ち合わせも兼ねて。
投資信託で不動産で運用する「リート」は、海外のものについて平均利回り7%程度とのこと。
銀行の預金よりかなり魅力的ですよね。
でも為替リスクがあるので、安心とは言い切れませんが、
昨今の円安で一気に配当利回りが18%程度まで伸びた銘柄もあるらしいです。
外国の金融商品の魅力はなんと言っても、高い利率。(まあ、バブルほどではありませんが)
さらに円安になると利回りがよくなり、短期間で勝負が出来るという仕組みです。
今後円安がさらに進むのか、円高がしばらく維持されるのかは誰にもわかりません。
ただ、ある指標として日本の「貿易収支」がヒントになるでしょう。
2012年度上半期は、3兆2190億円の赤字で、半期ベースで過去最大の赤字となりました。
海外への輸出よりも輸入のほうが多いということです。
このまま赤字が拡大すると、日本全体の経常収支にも悪い影響を及ぼし、
日本の価値、つまり円の価値が下がるという考え方も一つです。
一方で輸入の際、円安では企業・国民への負担は大きくなります。
政府がある程度のところで強く介入していくかもしれません。
いずれにしても誰しもが外国資産をうまく利用する機会を迎えているのではないでしょうか?
(CHP本社 太田)